任意売却と競売との大きな違いを比較して説明いたします。
買主(買い手)
任意売却・・・・・一般エンドユーザーが多く買主さまとお話合にて解決できる。
競売・・・・・・・大半は不動産業者(競売業者を専門に取り扱う不動産会社が多く落札後、再販の為、仕入れ在庫として入札する。稀に一般エンドユーザーの入札も見受けられます。
売主さまから見ると任意売却の場合、買主(買い手)さまともお話合にて行う事が出来、精神面を考慮すると
任意売却の方がメリットがあると思われます。
事前の内覧
任意売却・・・・・一般エンドユーザーでの売却の為、購入者は内覧を希望されます。
その為、内覧は必要となります。但し、内覧日・時間等は売主の希望に合わせる事が可能です。
競売・・・・・・・裁判所の執行官・不動産鑑定士が行うため、任意売却とは全く違い日程は難しい。
裁判所のスケジュールに強制的に合わせざるおえない事が多い。
又、内覧の拒絶は原則できない。内覧拒否が続く場合、強制的力にて開錠後、室内に入る事となります。
事前の内覧についてはご予定や都合に合わせられる任意売却の方がメリットがあると思われます。
引越し費用に関して
任意売却・・・・・金融機関又は保証会社・サービサーと話合い居住している場合は、生活状況を踏まえ認めて頂けるケースが多く見受けられます。簡単な状況説明書を提出するケースがおおい。
競売・・・・・・・原則、引越し費用は認められません。強制執行にて退去命令も可能です。
したがって、引越し費用は、あくまでも落札人の厚意による場合が多い。
引越し費用に関しても任意売却の方がメリットがあると思われます。
引き渡し時期に関して
任意売却・・・・・売主・買主の合意も元で日程を合わせる事が出来ます。
競売・・・・・・・裁判所のスケジュールにより落札人とのお話合になります。
引き渡し時期に関して一般的に任意売却ができない場合、若しくは競売落札前に任意売却を終了しなければ
競売となってしまうケースが多いので引き渡し時期は任意売却の方が早くなります。
したがって、より長く住みたいのであれば競売の方がメリットはあります。
引き渡し時期は任意売却の方が長く住む。という面だけではディメリットがあります。
落札価格に関して
任意売却・・・・・購入者が一般エンドユーザーの場合が多く市場価格(相場)での売却も可能。
競売・・・・・・・購入者の多くは競売業者(不動産会社)、再販用不動産の仕入れの為に入札される場合が多く、
価格は低い場合が多い。
落札価格に関しても任意売却の方が高くなる場合がほとんどです。
価格に対しては任意売却の方がメリットがある場合が多いです。
上記のとおり任意売却に関するディメリットは退去しなければならない期間(時期)となります。
又、個々の不動産の内容によりメリット・ディメリットも変わってくる場合もありますので
まずは当社までご相談ください。
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任意売却 担当、浅井